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サプリメント基礎知識

サプリメントとは、食事によって十分に摂りきれていない栄養素を補うための補助食品を総称して、こう呼ばれています。実際には日本で「健康食品」と位置付けされているものとほぼ同じ製品群になります。一般には「栄養補助食品」と呼ばれています。

サプリメントという言葉は「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary Supplement)を略したもので、サプリメント(Supplement) という言葉本来の意味は「補うこと」という意味です。最近では、略して「サプリ」と呼ばれることも多く、むしろ、親しみやすいこの呼び名が一般に浸透しつつあります。

我々の社会では、経済状況から食事が十分に取れないということは少なく、ましてや栄養失調などはほとんどみられません。しかし、加工食品やインスタント食品・スナック菓子・清涼飲料水などで食事が偏り、バランスが崩れてしまっている場合は多々あります。このように摂取する栄養が偏った状態が続けば体に良いわけはありません。また、過度のストレスや公害、環境汚染の為に、私達のカラダは今まで以上にビタミン・ミネラルを必要としているとも考えられています。

そこで、足りない栄養素や体が欲しがっているビタミンを、食事とは違った形で補うのがサプリメントの役目です。その補給方法は多くの場合、錠剤やカプセルなど手軽に飲める方法を採用しているため、現代社会に広く受け入れられるようになりました。

サプリメントの役割は、現代人に欠けている様々な栄養素を補うことで、人間が本来持っている自然治癒力・免疫力を高めて、病気に負けない体を作ろうとするものです。「サプリメント」は「薬」ではなく、「健康補助食品」・「栄養補助食品」ですが、ただの食品ではなく、病気の予防・健康維持や病気の改善に効果的な食品なのです。
このことは、サプリメントの本場で、成人の60%以上がサプリメントを利用しているといわれるアメリカで最初に認知されました。医師が診療に使うこともあります。


<<アメリカの場合>>

アメリカでは、『予防が治療に勝る』、『健康を守るのにもっとも効果的で、安上がりな方法のひとつ』と言われており、栄養学が少なくとも、日本と比べ、20年進んでいるといわれています。

なぜアメリカでサプリメントがポピュラ-なのか?

アメリカでは、日本のように保健がほとんど利かないのです。よって一度病気にかかれば多大な医療費の負担を強いられるようになるのです。だからアメリカでは、病気になってからでは遅く、それ以前に病気にならない、という予防医学が発展していったのです。

「アメリカ人の不健康の源は食生活の中の栄養不足にある」と述べたマクガバンレポート が1975年にアメリカ上院議会に提出されました。このマクガバンレポートは3,000名以上の世界の医学・栄養学者らの協力により、過去の医療報告・栄養学的分析・臨床データをもとにした5,000ページ以上にも及ぶ膨大なもので、「アメリカを変えた1冊のレポート」と呼ばれております。
アメリカではその後サプリメントの効果が広く認知され、瞬く間に普及しました。

そして、1994年には「栄養補助食品健康教育法(DSHEA)」と呼ばれる健康補助食品に関する法案が成立しました。当時のアメリカでは、年々増大するする国民医療費を抑える必要があり、さらに増大する生活習慣病に対して栄養補助食品を積極的に使い病気を予防・改善すべきとの大きな動きがありました。

当時のビル・クリントン大統領は「食事がライフスタイルや寿命に与える影響に国民の関心が高まり、国民の健康増進のために政府がサプリメントを改めることは時流にかなっている」と述べております。

この法律は肥満の多いアメリカ国民に健康を維持してもらうために、栄養に関してきちんと教育しようと定められた法律なので、インターネットを通して、どの成分が何の目的に利用されるのか?という事が、誰でも検索できるようになっています。

この法案の成立により、「食品」と「薬」の間に「ニュートラシューティカル」、つまり「食品」でありながら「薬」のように作用する製品の区分が生まれました。認定されるためには、かなり厳しい審査をパスしなければなりません。一般的に安全性および安定性が認められ、動物実験および人での試験において効果が裏付けされていることが求められます。アメリカのサプリメントの効果は、専門の医師たちによって厳しくチェックされ、市場に出ています。また多くの競争にさらされ淘汰されているため、良い製品しか生き残ることはできないのです。 この審査をパスして初めて「ニュートラシューティカル」としてラベルに効果を記載できるのです。
ライフプラス/Life Plusのサプリメントはニュートラシューティカルです。

※米国における厳しいチェック体制についての詳しい情報は、FDA(米国食品医薬品局)についてをご覧下さい。


<<日本の場合>>

さて、日本の状況は?

見た目や機能性で医薬品のように見えるサプリメントも、日本では法律上でサプリメントの明確な定義はされておらず、人が口から摂取するものは「食品」「医薬品」のどちらかとなり、サプリメントは食品に分類されています。そのため、医薬品に比べて規制が緩く、製造や販売を誰でも簡単に行うことができます。食品として危険でなければ品質がどうであれサプリメントとして売ることができます。

医薬品は薬事法で食品は食品衛生法で次のように定められています。

(薬事法 第二条第1項より抜粋)
1.日本薬局方に収められている物
2.人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物であって、器具器械(歯科材料、医療用具及び衛生用品を含む。以下同じ)でないもの(医薬部外品を除く)
3.人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって、器具器械でないもの(医薬部外品及び化粧品を除く)

※ 医薬品は、口から飲用するもの。医薬部外品は、体の外側から作用するもの。

(食品衛生法 第二条)

食品とは、すべての飲食物をいう。ただし、薬事法に規定する医薬品および医薬部外品は、これを含まない。

早い話、病気の治療や予防に使われるもの以外はすべて食品です。サプリメントも錠剤の形であっても食品です。


その「食品」の中でもサプリメントは「健康食品」の中に位置しています。


健康食品とは?

健康食品の定義はあいまいです。健康食品ノート(岩波新書)で提案されている分類を紹介します。
医薬品でないものは、どんな形態をしていても食品に分類されます。食品の中には医薬品と紛らわしいものも数多くあるので、意識して区別することが大切です。


1.明らかに食品で、自然成分食品
一般に健康によいと言われる日常の食品。いわゆる普通の食品。
例:野菜、果物、肉、お茶

2.明らかに食品で、成分強化食品
普通のジュース、菓子、即席麺などの形態ながら、健康維持に役立つ機能性成分(栄養素)が添加されている食品。
例:特定保険用食品(ヤクルト、健康エコナ、アミールSなど)の類

3.医薬類似食品で、成分強化食品
栄養成分を抽出・濃縮してつくった、錠剤、カプセル、粒状、顆粒状などの形をした食品。
例:健康補助食品・栄養補助食品~サプリメントの類

4.医薬類似食品で、自然成分食品
1~3のどれにもあてはまらない食品
例:お茶の粉末カプセル

日本におけるサプリメントの位置づけ
法律 食品衛生法 薬事法
通常の
食品の形状

一般食品


その他の
健康食品
 
保険機能食品

栄養機能食品



(規格基準型)


特定保険用食品
(トクホ)


(個別許可型)
医薬品

錠剤・カプセル
・粉末など

健康補助食品
栄養補助食品


(サプリメント)

健康食品と医薬品(の部分が「健康食品」に相当)


実際には医薬類似食品が多いので、限りなく医薬品に近いものも存在します。が、医薬品の場合は認可には厳しい審査をクリアしなければなりません。
一方、健康食品の一種であるサプリメントは食品扱いですので厳しい審査がありません。その代わり、効果・効能を表記することは禁止されています。「××に効く」「××の予防に」という表示はできません。もちろん、「やせる」なんて表記も認められていません。
見た目や機能性で医薬品のように見えるサプリメントも、日本では食品に分類されています。そのため、医薬品に比べて規制が緩く、製造や販売を誰でも簡単に行うことができます。

ここに落とし穴があります。食品として危険でなければ品質がどうであれサプリメントとして売ることができるのです。
つまり、効果のないものまでサプリメントとして販売できるため消費者の目が鍵となるのですが、判断は極めて難しいと言わざるを得ません。


残念ながら、アメリカの方が10年以上進んだ状態なのです。 効果および安全性の面で、競合する他社の製品との厳しい競争に打ち勝ったアメリカの「ニュートラシューティカル」 は選ぶに値する製品であると言えます。
ただし、アメリカのサプリメントでも「ニュートラシューティカル」ではないものもありますので、アメリカの製品を選ぶときにも注意が必要です。